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長かった「ハリー・ポッター」の物語、最終巻を読み終えたの。 ↓ ↓ ↓ (注)ネタバレあり ↓ ↓ ↓ (注)ネタバレあり ↓ ↓ ↓ (注)ネタバレあり ↓ ↓ ↓ (注)ネタバレあり ↓ ↓ ↓ (注)ネタバレあり ↓ ↓ ↓ 読み終えて第一の感想は、ああ……いい形に終わったぁって安堵感。大切な仲間たちが何人も死んでいったし、親兄弟と死に別れた人もたくさん、生涯消えることのない傷を負った人もいるけど、とりあえず最終章はのどかな秋風が主役たちやその次世代たちを包み、平和になった時代を象徴するようにホグワーツ特急は北に向かって新たな出発をする。とってもすがすがしいわね。 でも 7巻の「上」は、模索しながら逃げ隠れするハリーたち3人の苦悩ばかりが描かれ、あたかもナチスに追われるユダヤ人たちのようで読み進めるのがかなり苦しかったMimiy。分霊箱、グリフィンドールの剣、そして死の秘宝,求めているものはハッキリしているのに、それが具体的にどんなもので、どこにどんな状態であるのか見当もつかない、そんな中で追われる恐怖、飢えと寒さ、そして意見の食い違いからの仲間割れ……う〜ん、苦しい。 でも、「下」になると一転、ハリーたちに運が向いてくる、というよりは、ハリーの思考がすっきり整理されて来て、なすべきことは具体的にわかってくるし、それに伴って何度も危険な目に合うけれどその度に九死に一生を得るのは不思議なほど。また、これまでの疑問がすらすらと解けていくのも快感。でも、それに伴ってハリーが自身の運命を悟っていき、自らの命と引き換えに集結しようとするのは勇敢というよりも悲しい。 でも、更に悲しいのはセブルス・スネイプの半生。リリーを想い、その忘れ形見を守るために敵方に深く入り込み二重スパイとして働き、ただ杖を服従させるためというだけのために、誰に惜しまれることもなく死んでいったのはあまりにも哀れ。敵から信頼され、味方から裏切り者呼ばわりされ、”記憶”でしか真実を伝えられなかったスネイプの、最期の思いはどんなだっただろう……。 最期の想い、というのなら、ヴォルデモート卿……トム・リドルの最期の思いはどんなだっただろう。一人、また一人と腹心の部下が倒れ、わずか17歳の若い魔法使いに愛や真実について論じられ、負けることのないはずの杖でかけたはずの呪いがこともあろうに自分に跳ね返って、あっけなく、ごく普通の死を迎えてしまった。あれほど生に執着し、人がその名を口にすることさえ恐れていたはずの闇の帝王の最期にしてはあまりにもあっけない。 最終章、親としてキングスクロスの9と3/4番線に立った仲間たちの楽しそうな姿を想像しながら ハリーは”にわとこの杖”を処分したのだろうか ネビルはグリフィンドールの剣をその後どうしただろう ホグワーツ校長はマクゴナガル教授かな 魔法大臣は…… ルシウス、ナルシッサ夫妻はおめおめと生きながらえているのだろうか 疑問は尽きないけれど、そんなことはもうどうでもよい、平和な時代が来たのだから……。 「ハリー・ポッター」シリーズ、折があったらもう一度、結末を念頭に読み返してみたいMimiy。 |
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